結論:寝具を変えるだけで腰痛がラクになる人は多い
腰痛に悩んでいる人の多くが見落としがちなのが「寝具選び」。寝ている間は体を休めているつもりでも、寝具が合わないと腰に負担がかかり、朝起きたときの腰の痛みが強くなることも。
柔道整復師として感じるのは、寝具を見直すだけで「朝の痛みが半減した」「日中の腰の重さが減った」と話す人が多いということだ。
この記事では腰痛にやさしい寝具選びのポイントを、マットレス・枕・敷布団に分けて詳しく解説する。
腰痛を悪化させる寝具の特徴とは?
腰痛持ちの人に合わない寝具には共通点がある。
- 柔らかすぎる寝具 体が沈み込み、骨盤が落ち込むことで腰に負担が集中する。
- 硬すぎる寝具 背骨のS字カーブが崩れ、腰が浮いた状態になる。寝返りもしづらく、血流が悪化。
- 体圧分散が不十分な寝具 一部の部位に圧が集中し、長時間寝ていると筋肉や関節が緊張する。
寝具選びでは、これらの問題を避けることが大切だ。
腰痛にやさしいマットレスの選び方
ポイント①:適度な反発力と体圧分散
柔らかすぎず硬すぎない、体全体をバランスよく支えてくれるマットレスが理想。体圧分散性が高いと、一点に負担がかからず、腰の痛みが出にくい。
ポイント②:寝返りのしやすさ
寝返りは寝ている間の血流を保ち、腰の負担を分散する大切な動作。反発力があり、軽い力で寝返りできるマットレスを選ぶこと。
ポイント③:通気性
汗や湿気がこもると寝苦しさで姿勢が崩れ、腰痛悪化の原因になる。通気性が良く、蒸れにくい素材を選ぼう。
マットレス選びのNG例
柔らかさを「寝心地がいい」と勘違い
安さだけで選ぶ
試し寝せずにネット購入
腰痛にやさしい枕の選び方
ポイント①:首と背骨の自然なラインを保てる高さ
仰向けなら首のカーブに沿って、横向きなら肩幅の高さを埋める枕がベスト。
高さが合わないと首・肩だけでなく腰にも負担がかかる。
ポイント②:寝返りが打ちやすい形状
中央がくぼんでいて、左右に寝返りしやすい形状の枕もおすすめ。
腰痛にやさしい敷布団の選び方
ポイント①:底付き感がないもの
薄い布団は体が床につく感覚があり、腰の負担に。
ポイント②:弾力性と通気性の両立
体をしっかり支えつつ、蒸れない素材を選ぶ。
実際の患者さんの声
「硬めの敷布団に替えたら日中の腰の重さが軽くなった」
「マットレスを見直しただけで、朝の腰の痛みが消えた」
「枕を変えたら夜中の目覚めが減った」
おすすめの選び方まとめ
自分の体型・寝姿勢(仰向け・横向け)に合ったものを選ぶ
試し寝をする(できれば専門店で実際に寝る)
「硬さ」と「体圧分散性」をバランスよくチェック
そこで寝返りをして試してみてください。
枕・マットレス・敷布団のセットで見直す。
どうしてもネットで買いたい場合はマニフレックスのマットレスは本当に硬さ通気性、丈夫さがよく本当におすすめなので参考にしてみてください。
